ボクが大学で在籍したのは、信頼性情報システム工学科という名前が長めの学科で
“情報”社会に生きる上での概念を学んだ。
正直大学なんてどこでもよかったし、学びたいこともなかったのだけれど
”知” についての憧れがあったから進学を選んだだけ。
もう少し記憶をたどると、小学生時代に授業で初めてパソコンに触れたとき
何かわからないけど面白いなって思ったのと
社会科の授業で情報社会になってくって話が心に残ってたこと
後は、高校の情報の授業でボクがパソコンでつくった物語がクラスでウケたこと
今思えばそれがこの学科を選んだ所以だったんだろう。
何かわからないけど、その曖昧な”情報” についてもう少し論理的にも概念的にも
勉強したいって思ってたんダナ。
そもそも”情報”という言葉自体ははるか昔(パソコンが生まれる前)からあったわけで
でも、”情報”ってコンピュータが生み出したものだと勘違いしている人がいるんじゃないかなって思って。
ここで、”情報”って言葉の持つ意味を東大の文化研究教授の川合さんの本を参考にすると
”人の心(情)に働きかける(報)何か”
なんだって。
やっぱりあいまいだぜ、、
あと前の記事で書いたけれど、コンピュータはもともとはラテン語のコンプターレからきてて
「計算をする人」のことを言っていた。
それが機械に置き換わっただけ。
つまり、コンピュータは「計算機」であって、情報を生み出すものではないってこと。
今でこそ、情報社会となってて
スマホやパソコンなどのコンピュータに触れない日はほぼ皆無なわけで
いつでもどこでも”誰か”と情報交換をしている。
今一度その”情報”についてボクが学んできたことをここで書いておこう。
1ナノでも参考になればうれしいっす。
~「情報」の概念を作ったクロード・シャノン~
出典:物質、エネルギー、情報:三つの基本概念の成立を巡って
シャノンはアメリカ人で
まあイケメンでいかにもインテリジェンスな顔って感じで
映画俳優にいそうな気品が漂ってる人
この人はエジソンの遠い親戚だそうで
まあそれはそれは、かしこなワケだ。。
詳細とか専門用語はあんまり(面倒だから)書かないように進めマス。
結論からいうと
情報というとらえどころのない概念を、ディジタル(数値)化して
目に見える形に表現でき、具体的な形でやりとりできることを提唱した。
ってこと。
要は、
シャ :「情報ってさ、よくわかんねーじゃん?でもたまにさ価値のある情報もあっから、それを見える化してやりとりできたほうが良くね?」
って言ってたってこと。
んでこの人には信念があって
これは情報社会に生きる上で大切なリテラシーの1つだと思ってて
それは
”価値ある情報を高速に正確に送る”
ということ。
つまり何かをインターネット上に発信するならば誰かにとって価値のあるモノを。
そして正確に表現しようねってこと。
確かに、いろいろな表現の仕方があるから
受け入れられにくいこともあるだろうしたたかれることもあるかもしれない。
でもその情報がどっかの誰かに届いて1ナノでも役に立てば
その”誰か”にとっては価値のある情報になりうるってワケさ。
正確にってことは、確かなことってことだから
ん~なんだろ、自信のないことはあんま言わないほうがいいんじゃな~い。ってことかな。
追記
価値ってさ、ポンって生まれるモノじゃなくて
一方的に与えるモノでもない
どれだけストイックに努力してスキルを上げてっても
それを必要とする人がいなければ(少なければ)
残念だけど価値はないんだな。
価値は、欲しいとかおもしろいとかって
”そう思う人”がいないと生まれないわけ
好きなアーティストの中に、ブルーハーツの甲本ヒロトがいるんだけど
ある言葉があってね
「売れてるものがいいものなら世界一うまいラーメンはカップラーメンになっちゃうよ」
って言っててt
たぶんこの表現の仕方だと婉曲的に嘆いているんだろう。。。
でも、今回の記事においては逆説的にこの言葉は正しいと思う。
価値を感じる人が世界中にいるってことだからね。
だから、卓越した何かのスキルがなくったって田舎に住んでたって
今の時代は誰でもスターになれるってことだよ。
なぜなら、インターネットがあるわけで。
シャノンさんも言ってるように、価値ある情報を速く正しく届けて
価値を感じる人を増やせばいいってことだからね~。
でも大切なのは、しっかりと主観で考えて自分にとって本当に価値があるかを見極めることなんじゃないかなと、ボクは思います。
別に隣のAくんやあそこのBくんとかと考えが同じじゃなくったっていいんだよ~。ってこと。
ではでは。
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